作業工程

心得

木澤さんの料理の心得
 熱いものは熱く、冷たいものは冷たくして提供する。造り(刺し身)の下には氷を敷き、焼き物は、魚の鮮度さえ良ければ塩焼きに勝るものはないという。また、煮物は季節の素材を生かすようにし、それぞれ味付けを変えたものを盛り付ける。酢の物は魚介と野菜でさっぱりとした味に、という具合に、美的感覚、味ともにお客が満足できるよう全身全霊を傾けている。あわせて「迎える心、もてなす心」を料理に込めている。懐石料理の献立の順序を変えるなどメリハリをつけたり、デザートも形にこだわらず工夫したりしている。
財団法人 自治総合センター