作業工程

制作の流れ

作業工程(1)
 仮文字の裏ガラスに透明なニスで寸分の狂いのない太さで文字の縁取りをする線書きを行う。一日かけて乾かす。
作業工程(2)
 上質なにかわを煮つめ接着剤の代わりになるゼラチンをつくり、下紙に合わせ塗り、金箔を貼る。この時にニスで書いていた線が浮き出る。新聞紙を当て綿でこすり水分をとり、乾いてからさらに綿で伸ばし、しわをとる。
作業工程(3)
 乾いてから透かして貼りのむらを確認しながら最低3、4枚を張り合わせる
 それが乾いたら、やすりの役目をする砥の粉を水で溶き、真綿や布団綿で文字以外の部分の金箔を削り取る。写真は仕上がったもの。
財団法人 自治総合センター